オキシポロンはアロマ化が心配?ケア剤があれば大丈夫!

オキシポロンでアロマ化?

オキシポロンで起こると言われる「アロマ化」とは?

テストステロンの一部は、アロマターゼと呼ばれる酵素によって女性ホルモン(エストロゲン)に変換されます。あるいは、強いアンドロゲン(男性化)作用を有するステロイドを使用すると、男性ホルモンであるテストステロンが過剰になるため、バランスをとろうとして女性ホルモン(エストロゲン)の濃度が体内で増加します。

女性ホルモンが増えると、男性であっても体に女性らしさが出る場合があります。この変化が「芳香化(アロマタイゼーション)」すなわち「アロマ化」です。

アロマ化は何を引き起こす?

アロマ化で最もよくある症状は「女性化乳房」です。乳首の周りが女性のようにふっくらする副作用で、オキシポロンのような強いテストステロン系のステロイド剤で発生する可能性があります。ただし、女性化乳房になることはまれなので、必要以上に恐れることはありません。心配ならケア剤を併用するのがよいでしょう。

アロマ化を防ぐケア剤とは?

ノルバデックスやプロビロンなどがアロマ化を防ぐケア剤です。ノルパテクスは有効成分のタモキシフェンがエストロゲンの働きを抑え、女性化乳房を防ぎます。また、プロビロンは、テストステロンがエストロゲンへ変換することを阻害します。

ケア剤には安価なジェネリック薬品が広く使用されています。例えば、ノルバデックスのジェネリックはサイトタムという商品です。

オキシポロンとケア剤を併用してアロマ化に万全の備えをしておきましょう。